旧型RaptorでのRAID0性能に少々しょんぼり気味…
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更新履歴
'08
12/08 初版(書きかけ)
12/09 一部追記(SATAドライバ:10.3.0.21の結果)
12/12 一部追記(JMB363 IDEモード:PIO)
12/14 一部追記(SATAドライバ:10.3.0.27)
12/19 一部追記(その他気になったこと)
'09
01/12 一部追記(JMB363 IDE:VISTA、総評)
01/16 一部修正(VISTA)
01/25 一部追加(メモリ)
01/28 ページ内リンク新設
02/01 遭遇した不具合の一覧を追加
03/18 一部追記(SATAドライバ:10.3.0.46)
関連リンク
Part1(フォトレポート) → Part2(BIOS・ドライバ) → Part3(ベンチ・使用感)
■ページ内リンク
●ベンチマーク等
・MCP7Aマザーの比較(730i vs GF9400)
・システム性能の比較(P45 vs 730i)
・AHCIでのベンチ
・RAIDでのベンチ
(・RAIDの追記)
●その他気になったこと
・モニタリング周り
・Disk周り
・メモリ周り
・その他
●総評
730i(GF9300)は他所さんに詳しいレポがいっぱいあるので、やってみたいもののみを挙げてみました。なおベンチ結果は各ベンチを3周させたときの平均値を用いています。
・MCP7Aマザーの比較(730i vs GF9400)
ちょうど手元にこのマザーとE7AUMの2枚のMCP7A搭載マザーがあるので、せっかくなので軽く比較をしてみました。
| GF9400 | nForce 730i | |
|---|---|---|
| CPU | intel Core 2 Quad Q9300 | |
| マザーボード | Gigabyte GA-E7AUM-DS2H | eVGA nForce 730i |
| メモリ | Patriot PSD24G800KH 5-5-5-15 2T | |
| チップセット | NVIDIA GeForce 9400 | NVIDIA nForce 730i |
| 使用GPU | オンボードGPU(GeForce 9400) | オンボードGPU(nForce 730i) |
| 使用ドライバ | nForce Driver 20.08 GeForce Driver 180.48 | |
| HDD | WD740ADFD-00NLR3 | |
| OS | Windows XP Home Edition SP3 | |
#3Dmark06(1280*1024 NoAA)
GF9400に比べてnf730iは約1割減のスコアになりました。
#ロストプラネット(DX9版:設定デフォ)
こちらもほぼ1割スコアが減少してます。
#ゆめりあべんち
これもほぼ1割減になってます。
#CrystalMark2004R3
グラフィックの項目でスコアの低下が見られます。項目としてはD2Dでは約-12%となってますが、GDIでは約-8%、OGLでは約-7%となっていて必ずしも減少幅は一定ではないようです。残りの項目はALUで若干730iがリードしてますが、その他の項目では誤差程度に落ち着いてます。結果としてグラフィックの性能低下分で全体のMarkの値が約1割減少という結果になりました。
#PCMark05 Advanced Edition
こちらはCrystalMarkと異なり、約-18%ほどになりました。なお表には現れていませんが、差がついたのは主にGraphicsの項目のみでした。
#まとめ
各3Dベンチの結果から730iの性能はちょうどGF9400対比でいくと約-10%程度になり、これはクロック差(450MHzと580Mhz)の2割強から考えるとそこまで減少していない結果になりました。それを考えると730iとGF9400の差は、マザーの価格差を踏まえてもさほど大きくないなと感じました。
あと元々730iとGF9400のスペック差はGPU・シェーダークロックのみでしたので、ベンチの結果からも差がついたものはグラフィック周りだけにとどまりました。なので少しでも性能のいいオンボグラフィックが欲しいならGF9400、特にこだわりがなければ730i(GF9300)でいいかなと思います。
・システム性能の比較(P45・ICH10R vs 730i)
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元々メイン用で買ったので、MCP7Aのシステム性能は気になってました。なので次はチップセットとしての性能(主にメモリ・HDDコントローラ性能)を見るためのベンチをしてみます。比較するマザーは現在メインPCで使用しているP45搭載のGigabyte製GA-EP45-DS3Rになります。
なおメモリ帯域に影響が出そうだったので、このベンチではGF8800GTS 512を使用しオンボードVGAは使用してません。あと、eVGA nForce 730iにはAHCI/RAID対応の外部コントローラ:JMB363も載っているので、MCP7A内蔵のSATAコントローラと併せて比較してみました。
・環境
| P45:比較用 | nForce 730i(Disk:MCP7A) | nForce 730i(Disk:JMB363) | |
|---|---|---|---|
| CPU | intel Core 2 Quad Q9300 | ||
| マザーボード | GA-EP45-DS3R | nForce 730i(113-YW-E115-TR) | |
| メモリ | Patriot PSD24G800KH 5-5-5-15 2T | ||
| 使用GPU | GeForce 8800GTS 512 driver:180.48 | ||
| 使用ドライバ(Chipset) | 9.0.0.1008 | 20.08 | |
| 使用ドライバ(AHCI/RAID) | 8.0.6.1007 | 20.08(10.3.0.42) | R1.17.43WHQL |
| HDD | WD740ADFD-00NLR3 WD740ADFD-00NLR5 | ||
| OS | Windows XP Home Edition SP3 | ||
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まず初めにWD740ADFD-00NLR3をAHCIモードで単体運用してみました。
●システム系ベンチ
#PCMark05 Advanced Edition
・総合
総合の値では予想に反し階段状な結果に。P45を基準として見ると、730iはメモリの項目でP45との差がついており、またそれに加えJMB363のHDDが他の2つ(ICH10R/MCP7A)に比べ離されている格好になりました。この結果から、PCMarkではメモリとHDDに焦点を当てて見ていきます。
・Memory/Read
メモリリードではP45に比べ、16M/8MBといった大きな値で2割に届かない範囲で離されてます。どうも730iは読み込み性能において、CPUキャッシュに入りきらない大きな容量でやや劣る傾向があるようです。
・Memory/Write
一方のライトでは、リードで出ていたその性能差が現れていません。
・Memory/Copy
コピーのような読み書きが絡む動作になると、リードの時の様に若干であるものの16/8MBの値で離される結果になりました。
・Memory/Latency
このアクセス頻度を計る項目でもP45に分があるようです。
・HDD
ICH10Rと730iが拮抗してる一方で目立つのが、JMB363の性能の悪さ。どうもJMBのAHCIはいまいちのようです。
#CrystalMark2004R3
メモリでP45と離されている点はPCMarkと同じですが、違うのはHDDでJMB363 AHCIの成績がいい点。CrystalMarkのアルゴリズムと相性がいいのでしょうか?
#HD Tach
JMB363の[Burst Speed]項目で明らかにおかしいな値(2779.5、2477.0、2775.8MB/s)を吐いたのでグラフから除外してます。MCP7A AHCIはバースト転送とランダムアクセスにてICH10R AHCIの後れを取ってますが、その他の項目ではほぼ同等の性能を発揮しています。
一方のJMB363は全ての項目でかすかであるものの他の2者に負けており、性能面ではどうもぱっとするものがありません。
#CrystalDiskMark2.2(1000MB)
こちらは上のCrystalMarkと同様の結果を示していて、特にライト時でMCP7A AHCIの代わりにJMB363の存在が目立つ結果になりました。
#EverestUltimateEditon4.6 メモリベンチ
PCMark05のMemory結果と同じ感じで、メモリリードが絡む要素で730iが冴えない結果になりました。
次は3Dベンチを見ていきます。
●3D系ベンチ
#3Dmark06
若干ではありますがP45と差がついてしまいました。
#ロストプラネット(DX9)
「Snow」では誤差程度しかないものの、「Cave」では意外にも差がついてます。原因はよくわかりません。
#ゆめりあべんち
こちらはほぼ誤差といってもいい結果になってます。
#AHCIでのベンチのまとめ
以上の結果から判ったのはまず「メモリリードが絡む要素では730iはやや冴えない」点ですか。PCMarkとEverestの結果からどうも730iはリード性能が若干劣る傾向にあるようで、それに絡む要素では軒並み成績が下がってました。
次に「MCP7AのAHCIはICH10R AHCIに拮抗する性能を持っている」点でしょうか。若干差がある部分もありますが、各ベンチでほぼICH10Rと同等の性能を発揮してました。
最後のはおまけ扱いですが、ベンチによってころころ成績の変わる「JMB363 AHCIの性能が安定しない」点ですかね… 個人的にJMB363 AHCIをあまり積極的に使いたいとは思いません。
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元々メイン機はRAID運用の予定なので、次はRAIDモードで取ってみました。HDDはWD740ADFD-00NLR3とWD740ADFD-00NLR5を用いてRAID0アレイを構築し、ストライプサイズは1430SAで最大サイズ(個人的比較用に)の64KBに統一してます。なおテスト項目はAHCIのものと同じです。
●システム系ベンチ
#PCMark05 Advanced Edition
・総合
メモリでP45と差があるのは相変わらずですが、順序が変わった点ではHDDの項目。AHCIとは逆に今度はMCP7A RAIDとJMB363 RAIDの成績が入れ替わってしまいました。
・Memory/Read
こちらは8/16MBでP45>730iと、AHCIの時と同じ結果になりました。
・Memory/Write
ほぼ同等です。
・Memory/Copy
・Memory/Latency
この二つもAHCIの時と同様ですね。
・HDD
妙なことにMCP7A RAIDの結果がAHCIモード時と比べて悪いです。JMB363 RAIDと並ばれる場面もあったり、また「File Write」のように大きく差がつけられる場面すらあります。
#CrystalMark2004R3
メモリで落ち込むのは変わりませんが、HDDでやはりMCP7A RAIDの結果が悪いです。
#HD Tach
これもJMB363のバーストスピードが変な値を示したので省きました。Avarage ReadとBurst SpeedでMCP7A RAIDの成績が冴えません。
このテストで気づいたのですが、どうも転送スピードで頭打ちになってるような気がします。
あと2番手にいるJMB363ですが、グラフを見る限りこれも頭打ちになっており決して褒められたものではありません。
#CrystalDiskMark2.2(1000MB)
シーケンシャルリード、ランダム512Kと、シーケンシャルライトでMCP7A RAIDの結果が悪いです。特にシーケンシャルライトでは1台分+α程度しか性能が出てなく、どこかにボトルネックを抱えてるように感じました。
あとAHCIでは比較的成績のよかったJMB363ですが、RAIDモード時ではリードはさっぱりでライト時のみ好成績のようです。
#EverestUltimateEditon4.6 メモリベンチ
リード・コピーでやや劣るなど、AHCIモード時とほぼ同等の結果になりました。
●3D系ベンチ
#3Dmark06
不思議にと差が出てしまいました。しかもこの順番はHDD性能のものとほぼ同一です…
#ロストプラネット(DX9)
こちらも3DMarkと同じ感じになりました。
#ゆめりあべんち
一方こちらはほぼ誤差程度に落ち着いてます。
#RAIDでのまとめ(12/8:執筆時点)
メモリリード性能は相変わらずですが、HDDの項目でMCP7A RAIDの性能がAHCIと打って変わり冴えない結果になりました。ICH10Rが相手ならまだしもJMB363にすら負けているこの状況は明らかにおかしいです。
前使ってた780i(MCP55)ではもっと性能が出てたので、設定弄れば改善するはずとNCQ無効や転送レートの固定、ポートの組み合わせやストライプサイズ変更、ASRockのサイトにあった20.06などを試してみたんですが、残念ながらほとんど変わらない結果に終わりました。どうやら*今のところ旧型Raptorでの組み合わせでは幸せになれませんでした…。
*イレギュラーながら一応回避策はありました。詳しくは二つ下の追記をドゾ
#うーむ、AHCIがあれだけ成績がよかったのでこの結果にはどうも納得できん。しかも以前のヌフォでドライバを換えたときに似たようなことがあったなぁ。 → よくみりゃ20.08と15.23で入ってるSATAドライババージョンが10.3.0.42で同じだ('A`) ひょっとしてコレが怪しい?
・追記+追証:GF9400での結果(RAID0)
どうもnf730iでのRAIDの結果に納得いかないので、このマザーが駄目なのかと思い同じチップセット系列のE7AUM-DS2Hで同様のこと(RAID0)を軽くやってみました。なおドライバは20.08です。
#PCMark05 HDD
#CrystalDiskMark
#HD Tach
ああ、ほとんど730iと誤差程度ですなぁ…
・追記:MCP78用のSATA RAIDドライバ(10.3.0.21)を無理やり入れてみた(非保証)
ちょうどMCP78系統がIDEで2ポート死ぬなどSATAの仕様的に似ていたので、ひょっとしてこのドライバ(18.11)が730iで使えないかなーと思い、nvrd32.infにnf730i RAIDのデバイスID(Dev_0ABC&CC_0104)を書き足して無理やりインスコしてみましたw
結果はビンゴ! 10.3.0.42では散々だった性能が、このドライバでようやく本来の性能を出せるようになったみたいです。
#(これは所謂"改造ドライバ"に当たるので、試すなら↓の追記のほうがいいかも)
#PCMark05 HDD
#HDTach
#CrystalDiskMark
・追記:19.04パッケージ内のSATA RAIDドライバ(10.3.0.27)を入れてみた
あれからいろいろ試してみたところ、どうもMCP79向け19.04のSATAドライバ(10.3.0.27)が非改造のままMCP7A(Dev_0ABCの記述あり)で使えました。なお10.3.0.42の時のようなRAID0での速度低下も見られませんでした。
#HD Tach
#CrystalDiskMark
#検証経過
[SATAドライババージョン](含まれているパッケージ):[×:使用不可能、△;速度低下あり、◎:正常、○:正常(注釈あり)]
10.3.0.42(20.08):△
10.3.0.39(19.06、20.06):△
10.3.0.27(19.04):◎
10.3.0.21(18.11):○(nvrd32.inf要改造)
9.99.09(9.64):×(青画面)
・追記:VISTAでの検証
VISTAでは公式ドライバ(10.3.0.42)でもこれらの現象は見られませんでした。詳しくは下記のリンクをば。
VISTA上でのRAID0(eVGA nf730i)
・追記:15.25/26パッケージに含まれている10.3.0.46を試してみた。
20.08/09に含まれている10.3.0.42より新しいドライバ(10.3.0.46)が入っている15.25/26がリリースされたのでそれを試してみました。結果は10.3.0.42とほとんど変わりませんでしたorz
10.3.0.46のRAIDドライバでテスト(nf730i@XP)
■その他気になったことなど
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項目ごとに。
*全ての環境で起きることを保証するものではありません。
*****モニタリング周り*****
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・チップセットの温度
今回も例に漏れず、チプセトの温度を非接触温度計で測ってみました。
#アイドル時
#シバキ中
今回ではCPUクーラーにトップフロータイプのSI-120を使用してるためか、そこまで上がりませんでした。
ただエアフローを止めるととんでもないことになりました…Σ(゚Д゚)
やっぱ冷却に関しては注意したほうが良さげだと思います。
真似しちゃ駄目だよ!
あと外付けのJMB363も地味に熱い気がします。
・Win上でのモニタリング(XP・VISTA)
やはり初物だけあってソフト側の対応がまたまだ甘いです…
#Everest
12Vの値がおかしいのと、システム温度が出てきません。
#HW Monitor
こちらも12の値がおかしいです。
なお双方ともHDDの温度はAHCI/RAIDの両方のモードで取得できました。
追記1/16
VISTA上でSMART値はCrystalDiskInfoでのみ読めました。
・DDR2電圧がデフォで1.90V
メモリ電圧をAutoのまま(明示的に1.80Vに指定しない)だと、デフォで1.90Vに設定されます。なぜ初期値で活上げ状態なのかよくわかりません。
*****Disk周り*****
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・RaptorでのRAID0で性能がふるわない(XP)
上のベンチのほうで長々と書いてますが、SATAドライバのバージョンによってはWD RaptorでのRAID0で性能がふるわないことがありました。あれこれやってるうちに結局MCP7A用パッケージのもの(10.3.0.42)よりダウングレードすることで対処可能なことが判明しました。
追記1/12:VISTAでは10.3.0.42でも一切このような現象は見られませんでした。
・RAIDモード時に再起動すると必ずHDDがスピンダウン・アップする現象(XP)
ドライバ側の仕様でしょうか、一旦ブートさせた後にXPを再起動をかけるとPOST画面が出るまでの黒画面時にHDDがスピンダウンし、RAID BIOSが出るあたりでもう一度スピンアップします。再起動が多い環境だと頻繁にスピンダウン・アップが繰り返させることになり、HDDの精神衛生的に嫌な仕様です。
・IDEモードのJMB363 PATAがPIOでしか動かない(XP)
IDEモードのJMB363 PATAに光学ドライブを接続するとなぜかPIOモードでしか動作しません…
俗に言う「PIO病」かと思ったので、以前試したレジストリ処方を試したものの改善せずorz Ofiice2003とかのCD-ROMからのインスコ作業でシステム全体が糞重くなってボスケテ…('A`)
↓その後
USB下駄を噛ませて一時しのぎ。
追記1/12:VISTAではIDEモードでも正常にDMAで動作してます。
・JMB363のAHCI/RAIDモードと光学ドライブ(XP)
JMB363の動作モードをAHCIかRAIDにすると、IDE接続された光学ドライブがSCSI認識になります。焼きソフトや環境によってはMS標準IDEドライバじゃないとエラー等のトラブルが出たりするので、
*****メモリ周り*****
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・Command Rate:1T動作不可
このマザーもE7AUMの時同様、CommandRateを1Tにすると起動に失敗しました…orz
検証メモリは前の時と同様で、1T設定はどうあがいても駄目な一方、Auto・2T設定なら問題なしな点も全く同じ傾向でした。
#チプセットの癖?
・メモリ4枚挿しの挙動
メモリを4枚挿すケースですが、オンボードVGAを使用している際は特に問題なく動作するのですが、PCIeにグラボを挿した場合ですとブートに失敗しました…orz
#オンボードVGA
#グラボ(GF8800GTS)
・フレームバッファの比較(XP)
E7AUMと比べてみると、こちらは3GB環境以上でVRAM指定値より多めにメインメモリから引かれてました。あと取り分はE7AUMより少なめでした。
#メモリ4G・VRAM256MB
#検証結果(180.48)
| メモリ4GB | メモリ3GB | メモリ2GB | メモリ1GB | |
|---|---|---|---|---|
| 認識されたシステムメモリ量(OS上):グラボ(オンボード未使用) | 3326MB | 3070MB | 2046MB | 1022MB |
| 認識されたメモリ量:VRAM512MB | 2558MB | 2558MB | 1534MB | 510MB |
| グラボとの差 | 768MB | 512MB | 512MB | 512MB |
| 認識されたメモリ量:VRAM256MB | 2814MB | 2814MB | 1790MB | 764MB |
| グラボとの差 | 512MB | 256MB | 256MB | 256MB |
| 認識されたメモリ量:VRAM128MB | 2942MB | 2942MB | 1918MB | 894MB |
| グラボとの差 | 384MB | 128MB | 128MB | 128MB |
| 認識されたメモリ量:VRAM64MB | 3006MB | 3006MB | 1982MB | 958MB |
| グラボとの差 | 320MB | 64MB | 64MB | 64MB |
*****その他*****
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・ALC888Sの音質(XP・VISTA)
ノイズ等の音楽鑑賞において致命的なものはありませんが、このマザーに載っているALC888Sの音質はE7AUMに載っていたALC889Aに比べるとあまり高域が伸びず、低域が若干スカスカな印象を受けました。言ってみれば普通のオンボードサウンドという感じですか…
■総評
・ページ内リンクに戻る
このマザーの特徴を箇条書きにて。
○よい点
・性能の高いオンボードGPU
さすがに単独グラボには劣りますが、ベンチに結果から730i、もといGF9300/9400を含めたMCP7A内蔵のGPUはintelプラットフォーム内の統合チップセットの中で優れた性能を持つチップセットになります。特に今までintelプラットフォームでは高機能のGPU内蔵チップセットがなかったため、全てオンボード機能で済ませるようなライトユース環境にはまさに打ってつけの存在ではないでしょうか。
・拡張性の高い構成
内蔵チップセットでありながらATXサイズで、このレンジの価格帯のマザーにしてはSATA8ポート搭載と、恩チップ機能を含めた部分で拡張性の高い構成になってます。この構成なら多くの人に受け入れられると思います。
×悪い点
・XPではいまいちなSATA・IDE
MCP7A内蔵SATAのうちAHCIでは特に問題ありませんが、RAIDになるとドライバの不具合が原因なのか性能ががた落ちになってしまいます。違うチップセット用のドライバ(公式には非対応)を用いると改善したり、またVISTA環境ではXPと同じバージョンのドライバでも問題がなかったりと、現時点でのXP環境におけるドライバの完成度はそこまで高くないと感じました。
また外部コントローラのJMB363のIDEモードではXP環境において光学ドライブがPIO病になったりする一方、VISTAでは一切このようなことが起きませんでした。
総じてこのマザーにおいてはXP環境での動作検証・完成度が甘く、現時点においてXPで使用するのはあまりお勧めではないと言わざるを得ません。
・退化したnforce SATAのAHCI機能
以前のnforceではできていた「IDEモードでドライバを入れるとAHCIで使える」といったAHCIへの変更の容易さがなくなり、またIDEモードではポート数が減少するなど以前のnforceのSATAの使いやすさがなくなってしまいました。
△びみょーな点
・スロット配置
おそらくPCIをよく使う人限定ですが、スロット配置的にPCIスロットがPCIe GFX用スロットと隣接していて、グラボを使うとかぶってしまいおそらく好ましくない配置だと思います。
・入手性
代理店が力を入れてないのかわかりませんが、現時点で正規品での流通はなく入手性は良くありません。
といろいろ書きましたが、一言で言うと「VISTA環境限定でオンボ機能で全て済ませる用途には適したマザー」という感じですかね。残念なのがディスク周りで、XP環境ではディスク周りでいくつかしょんぼりする部分があります。その一方でVISTA環境では一転してこれら不具合が一切起きず極めて快適で使えたりと、OSによって完成度のギャップが激しい辺りが大変ニクイです…
VISTA環境ならいいんですが、XPメインの私が個人輸入までして手に入れるものではなかったというのが現時点での正直な感想です…orz
・遭遇した不具合とその回避法
| 箇所 | 症状 | 対策 | 備考 |
|---|---|---|---|
| SATA | RAID0の転送速度が遅くなる場合がある(XP環境) | SATA RAIDドライバを10.3.0.42/39より前のバージョンのものを使用する。 | XP環境のみでVISTAは問題なし |
| PATA | IDEモードのJMB363 PATA接続の光学ドライブがPIOモードでしか動作しない(XP環境) | 1、IDEモードのままでの運用:N/A 2、IDEモード以外にする:JMB363の動作モードをAHCIかRAIDへ切り替える(eVGAサポの回答) | XP環境のみでVISTAは問題なし |
| Memory | DDR2メモリを4スロット全てに挿すと正常にブートしないことがある | N/A | 外部グラボを使用している時のみ |
#皮肉にもあれほど導入に否定的だったVISTAを購入するきっかけになったマザーでした。

検証お疲れ様でした。
19.04は非公式ドライバなのでリンクしていませんが、station-driversあたりに転がってます。
#本日nf7x0a向けの新ドライバ:15.26が出てたので、これを一度検証してみたいと思います。